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至高のワインペアリングディナー @Bistro MARX

【Bistro MARX x Terroirs de France】

2月7日、Bistro MARXにて、2018年最初のワインペアリングディナーが開催され、銀座の夜景が広がる開放的な空間で、この日のためにご用意したスペシャルなコース料理と、それぞれのお皿に合わせたワインをお楽しみいただきました。

ワインディレクター田邉公一氏の丁寧な説明に真剣に耳を傾けるゲストの皆さま。

知れば知るほどその奥深さを感じる、ワインの魅力に改めて酔いしれる夜となりました。

Terroirs de Franceのボトルを初めて目にするゲストの方は、その外観に驚かれます。
テーブルがより華やかになる、このボトルのために作られたワインスタンドにも注目されていました。

 

 

今回はウェルカムドリンクとしてアルザスのスパークリングワインで乾杯
Clos des Crostes Rosé – 2016 / AOC Côtes de Provence
Salade de haricots verts et crevette d aux framboise

南フランス プロヴァンス地方のロゼワイン、Clos des Crostes Roséからディナーがスタート。

“優しい味わいのサンソー、厚みをつくるグルナッシュなど、複数のぶどう品種が絶妙にアッサンブラージュされたワインです” と田邉氏の解説が始まります。

合わせるのは、甘エビとインゲンのサラダ、フランボワーズ風味。エビの甘みとフランボワーズの酸味が心地よく、フレッシュな味わいのロゼワインと絶妙なバランスです。

さらにこの日は、レストランの意向でロゼワインをブルゴーニュグラスで味わいました。

爽やかな柑橘系のニュアンスもあるロゼワインから、普段にもまして香りの広がりを感じられる、新鮮な体験。

世界で消費量が増えているロゼワインについて、日本においての可能性について語ってくれた田邉氏。インポーターが力を入れて日本にロゼワインを普及させてきている中、その美味しさや楽しみ方を伝えていくソムリエの力量がとても大切とのこと。

これからの日本におけるロゼワインの活躍が楽しみですね。

 

田邉氏に続きご挨拶をしてくださる谷川氏/ この日のサービスをしてくださったMARXの谷川氏と田邉氏は、ロゼワインの特集でちょうど一緒にテイスターを担当したばかり. 掲載誌を片手に会場も盛り上がりました

 

シェフからのご挨拶やトークもゆったり楽しんだ後は、ブルゴーニュの白ワイン Domaine de la Bongranに合わせて、豚足とフォアグラのタルティーヌ。

 

Domaine de la Bongran – 2004 / AOC Viré-Clessé
Tartine de pie deco hon au foie-grad

 

ブルゴーニュの南、もともとマコン・ヴィラージュの地区で作られるボングランは、この土地ならではの個性と品質が認められてヴィレ・クレッセとして独立したA.O.C.。熟度が違うぶどうも全て合わせて作られるというワインは、奥深く、白トリュフやハチミツのニュアンスまで感じられます。

そんな白ワインに、今回敢えてお肉料理を合わせたという田邉氏。

「ボングランの奥深い味わいが、お料理の旨味を引き出してくれる」とのコメント。ワインを一口飲むと、フォアグラやソースの味わいが、口の中で調和しながら、余韻まで長く続いていく感覚を味わえ、さすがのペアリングです。

 

愛情を込めてワイン一杯一杯についての解説をする田邉氏

次のワインは、南フランス・コルビエールの赤ワイン Castelmaure “Cuvée n°3” 。
ベーコンで巻いた鮟鱇のロースト ちりめんキャベツのアンブーレ 赤ワインソースに合わせます。

 

Castelmaure “Cuvée n°3” – 2008 / AOC Corbières
Lotte rôti sauce vin rouge, embeurrée de chou frisé

メジャーな地方のワインではないからこそ、しっかりとテイスティングをしたのちに選ばれた秀逸なワイン。”山と海のテロワールを併せ持ち、ジューシーでありながらヨード香(磯のような海のニュアンス)も感じられます” そんな説明に、真剣に香りをとるゲストの方たち。ちなみにボトルのNo.3とは、ワイン生産者が3つの厳選された産地のぶどうを使ったことによるそうです。

鮟鱇のやわらかな食感を、ワインの深みが包んでくれるような味わい。

 

“ひとり一本ずつ”が新しい、Terroirs de Franceのボトル

続くメインディッシュ、マグレ鴨のロースト 人参のグラッセ パンピデス風味。ボルドーの名産品でもある鴨。Terroirs de Franceの中でも最高峰のワインの1つである、サンジュリアンのグラン・クリュ Château Beychevelle を合わせます。

 

Château Beychevelle – 2013 / AOC Saint-Julien Grand Cru Classé
Magret de canard rôti, carottes glacées aux pain d’épices

ボルドー格付け第4級であるベイシュヴェル、その名の由来は16世紀まで遡ります。シャトーの前に流れるジロンド川を船が航行する際、シャトーの領主に敬意を評し船の帆を下げました。その際の掛け声、「ベッセ ヴォワール」がのちの名前となったのだそう。ボトルに描かれた帆船も風格があります。

 

スワリングをすることでゆっくり変化してゆく味わいや香り

 

最後は、ロワール地方 コトー・デュ・レイヨンの甘口ワイン Domaine de La Roche Moreau.

デザートに今回用意していただいたのは、マルクス特製のブリオッシュをベースに作られたタルトタタンです。リンゴの酸味に寄り添う、やわらかな味わいの発酵クリームが添えられています。

Domaine de La Roche Moreau – 2014 / AOC Côteaux du Layon Chaume
Tarte tatin

熟成をしても酸が保たれるぶどう品種の1つであるという、シュナンブランを使ったワインであるコトー・デュ・レイヨンは、爽やかに仕上げられたタルトタタンと完璧に調和するペアリングです。最後には “心地よい苦味が出てくる”との田邉氏のコメントに、みなさん味わいを追って行きます。

 

ていねいにサーヴしてくださる谷川氏
テーブルは終始リラックスした雰囲気

Terroirs de Franceのペアリングディナーは、ワイン一杯ずつと向き合うことができる特別な時間です。

さらにそれをお料理とともに深く味わうという体験。ワインディレクターとしての田邉氏の言葉、「掘り下げて考えるからこそ、新しい発見がある」という信条が、常に新しい驚きや喜びを私たちにもたらしてくれるのでしょう。

MAIAMは、今年も、ワインと人が繋がる新たな機会をプロデュースしていきます。